東京育児日記

子どもが寝ているあいだに書くブログ

ネット休止期のネタに今更ながら反応してみる

部室のログを検索したら、「今日発売のNEWSWEEKに 」で最初に「レッシグたん」が登場している。それ以前の山形さんは「今日、レッシグ教授と二回目の飲み会」とおっしゃっているから、やはりこれが最初だろう。てっきりyucoさんが最初かと思っていたんだが。

少なくとも最初は私じゃないですよ〜。それ以前に山形さんが使うのをどこかで見ていたし。で、なんで「たん」付けかというと、彼が日本の著作権状況に興味を持っていて、講演会で(確か、渋谷のブックファーストでのだと思う)、「コミケに行きたい」とか言っていたので、そのへんからの発想ではないかと。

2ちゃんねる内で使っている人も発見しましたよ!やはり3件中2件はコミケ関連の文脈みたい。

それから、「クルーグマンたん」にならないのは、「ん」で終わる名前の人は「たん」付けが似合わないのではないだろうかという仮説を提出してみる。

▼で、最近は『Wiki Way』や『ウェブログ・ハンドブック』の訳者として有名なyomoyomoさんが僕の一行質問−−「yomoyomoさんは、なんでそんなにウェブログが好きなんですか?」に対する答えを書いてくれたのだけど(All That Style )、そのなかでも触れられていて、やっぱり、書いたときにどういう気持ちで書いたかということと、受け手がその文章を読んでどう感じるかというのはまた別物なんだなあと持ったりする。
yomoyomoさんの答えに対する感想は、以前、yucoさんが言っていた「yomoyomoさんはウェブログ好きじゃないと思うな(曖昧な記憶……確かこうでしたよね?)」という、これまた一言の答えに凝縮されてしまっていて、ああ、お馬鹿なり僕たち男たち、などと思ったりもした。


ウェブログ・ハンドブック―ブログの作成と運営に関する実践的なアドバイス

これ、去年の12月に話したことなんであまり記憶が定かじゃないけど、「yomoyomoさんは面白い個人サイト(特にテキスト系)が好きな人であろう」と思っていて、そう答えたような気がする。だからまぁこんな感じだったのではないでしょうか。「好きじゃない」というのは「嫌い」じゃなくて「特にこだわっていない」というほうの意味で。それから「森山さんの日記もまったくそのままでウェブログなんですよ」とも言った覚えがある。この辺の話は、All That Styleに全部フォローされているけど。

ウェブログ・ハンドブックISBN:483991107X は去年の12月に出たころ、有名サイト管理人が次々に書評をしていた。みんなちゃんと「もらいました」*1と書いていて、それはこの本に、「もらい物について評価するときは、評価にバイアスがかかっているかもしれないということを読者に知ってもらうために、もらったということをちゃんと書きましょう」と書いてあるからなのだ。「ほほう、ウェブログの本だからウェブログで売るという戦略かぁ」と思ったが、はたしてこれがどのくらいうまくいったのか、知りたい気もする。

また、この本はデザインについてもいろいろ言われていて、表紙がプラスチックで硬かったり、あとがきが読みにくいとかいう意見もあった。私が編集者なら「ハンドブック」の名のとおり、本文のゴチック体とかサイケな背景もなくして、装丁とサイズは新書みたいなシンプルな形にして、値段を100円でも200円でも下げるかなぁ。と思った。

*1:実は、私もいただいている。特に有名サイトだったとは思わないが…